日本花菖蒲協会の掲示板

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湖面の波 - 夢勝見

2025/06/14 (Sat) 20:04:42

未登録の江戸タイプ:この写真では黄色の蜜標になっているが、肉眼では黄色ではなく緑がかった蜜標に見える。西田衆芳園の白花品種の中にもこうした緑がかるものがあり、極めて気品高い。こうした観点で他の黄色の蜜標をみると、全てが下品に見えてしまう。この湖面の波の数代前の先祖には葦の浮舟が居る。光田氏の徒然草という品種も緑の蜜標をもっていた。

鬼茶碗 - 夢勝見

2025/06/14 (Sat) 19:26:09

江戸タイプ稀咲:これも同じ系列のもので、3日目同じ姿を保つ。何れも20年近く前の協会会報に「花菖蒲のニューフェイス達」として本系統の出現を寄稿したが、その時は命名しないで置いた。20年近くを拙宅に栽培棚で維持してきたので丈夫であり、品種名を付けても可笑しくないものだと思う。

鬼爪 - 夢勝見

2025/06/14 (Sat) 19:17:38

江戸タイプ稀咲:これも紫蓮華と同じ育種ラインから出現したもの。直径3cm程度のボール状で自然には開かない。無理やりこじ開けたのが添付写真である。

紫蓮華 - 夢勝見

2025/06/11 (Wed) 19:35:58

江戸タイプ稀咲:2006年に初開花し、以来、毎年4寸ポットで2~3鉢を植え継いで来たもので、多分疫病にも強い品種だと思う。長井の’三淵の波’を祖先にもっているので、この形質が引き継がれている。写真は3日目の花だが、兎に角、厚弁でこの蓮華咲の形を長らく保つ。花菖蒲の花弁は上下2層からなっていると考えると、上層の伸長がストップし下層だけが伸長するので歪が生じて、このような花形が出現するのではないかと想像している。

苞枯れ病Ⅳ - 夢勝見

2025/06/04 (Wed) 21:26:04

以上の症状が今後、どのように進展してくるかは不明である。発生した集団は小生の半世紀に亘る早咲き群であるため、梅雨入り前の比較的乾燥した条件下にある。拙宅の栽培下では江戸古花群がこれから花蕾が上がってくる訳だが、梅雨入りした高温多湿状態ではどうなるか分からない。取り敢えず、病徴のあるものは花茎ごと焼却処分する予定である。尚、40年前位に富士山麓の朝霧高原ではこれとよく似た病害が大発生して廃園となった園があったので、警戒すべき病徴である。

苞枯れ病Ⅲ - 夢勝見

2025/06/04 (Wed) 21:14:32

苞葉の本体全体の枯れ込みがさらに進展し、黒色壊死部分が拡大してくる。

苞枯れ病Ⅱ - 夢勝見

2025/06/04 (Wed) 21:11:05

苞葉の先端は完全に枯れて消失し、苞葉本体も黒褐色に枯れ込んでくる。

新たな病害 苞枯れ病 - 夢勝見

2025/06/04 (Wed) 21:03:38

本年5月上旬頃より、花菖蒲の早咲き種の一部に「苞葉が先端から淡茶灰色に枯れ込んでくる現象が見られた。この写真の枯れ込みの入った苞の先端部分は下方に向いてきている。

夏乙女 - 夢勝見

2025/06/01 (Sun) 07:26:41

未登録江戸タイプ:2007年に作出したもの。高丈で95cmの花茎長の記録がある早咲き種で、二枝が生じた記録がある。

波の頁 - 夢勝見

2025/06/01 (Sun) 05:42:14

未登録の江戸タイプ:2010年作出の品種で、これも殺菌剤など使用せずハナショウブ疫病多発の栽培棚でも生き抜いている品種。ハナショウブ抵抗性とか耐病性というものは、実証された検定方法がないので何とも言えない。加茂花菖蒲園ではそういった品種に気づいてはいた。加茂花菖蒲園では根拠稀薄ということで、そういった言い方はしていなかったが、種苗通販会社が勝手にそのような云い方をしてそれらの苗を販売したことがある。


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